みたろーのあれこれ

140字じゃ足りないような頭の中のあれこれを気が向いた時に吐き出すよ。

万年筆に手を出してみた / もっと早く出会っていたら

Kakunoや、色彩雫が気になっていたのだけれど、「Kakunoは仕事場では使えないよなぁ」「そもそも万年筆は難しそう」「はまると出費が大変そう」と思い、手を出さずにいたのだけれど……

手を出した。

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(あ、インクの名前書き間違えてる……青黒、ではなく、青墨。orz)

きっかけ

MONOQLO の 11月号で万年筆が取り上げられていたのがきっかけといえばきっかけ。

MONOQLO (モノクロ) 2014年 11月号 [雑誌]

MONOQLO (モノクロ) 2014年 11月号 [雑誌]

Kakunoでなくても、低価格帯の万年筆があることを知ってしまった。 検索してみたら、確かに各社からいくつか低価格帯の万年筆が出てる。 これなら失敗してもそこまで痛くない。

もう一つのきっかけは、FRIXION BALL 3に不満がたまっていたこと。 消せるのはいいのだけれど、3色ボールペンだからこそだけれど、すぐにインクを使い切ってしまう。肝心なときにかすれてかけないこともあった。あと、「いつか消えるかもしれない」という漠然とした不安。

で、思い切って万年筆に手を出してみた。

今回選んだもの

初めての万年筆を選ぶにあたって、以下の基準を設けてみた。

  • 本体
  • インク
    • ブルーブラック系はカートリッジ
    • 赤系はボトル・カートリッジこだわらず

本体は、もし失敗してもあきらめがつくようにできるだけ低価格で押さえたい。けれど、インクの交換時期がわかる方がいいから軸は透明な方がいい。あと、せっかくの万年筆だから、インクの入れ替えができるコンバーターが使えた方が楽しそう。……なんてことを考えた結果の基準。

インクは、ブルーブラック系統と赤系統の2色から始めることにした。黒ではなくブルーブラックとしたのは、万年筆といえばブルーブラックという先入観というか形から入るというか、そういうところから。

で、主に使うことになるだろうと見込んでいたのはブルーブラック系の方だったけれど、ボトルを買ったとしても使い切れる自信がなかったので、主に使うことになるブルーブラック系は、今回はカートリッジにすることにした。

一方、もう一つの赤系統の方はボトル・カートリッジにこだわらず選ぶことにした。

本体

今回は、セーラー万年筆 ハイエース ネオのスケルトンを選んだ。

軸が透明で、シンプルで仕事場でも問題なく使えそうで、かつ、書き味の評価も悪くなさそうだったので。

インク

ブルーブラック系

本体がセーラー万年筆なので、耐水性と本体との相性を期待して、セーラー万年筆のカートリッジインク 青墨(せいぼく)を選んでみた。

セーラー 万年筆用カートリッジインク   13-0602-144 青墨

セーラー 万年筆用カートリッジインク 13-0602-144 青墨

赤系

悩んだあげく、こちらもセーラー万年筆のジェントルインク〜四季彩〜から、奥山をえらんでみた。

セーラー万年筆 万年筆用ボトルインク四季彩 奥山 13-1005-208 水性染料 50ml

セーラー万年筆 万年筆用ボトルインク四季彩 奥山 13-1005-208 水性染料 50ml

ジェントルインク(カートリッジ)の赤にするか、それとも他社のインクにするか、だいぶ悩んだのだけれど、今回は、初めてだということと、落ち着いた、可読性の高そうな赤を試してみたい、という2点から、奥山にした。

万年筆用水性インキ 色彩雫/iroshizuku 50ml【冬柿】 INK-50-FG

万年筆用水性インキ 色彩雫/iroshizuku 50ml【冬柿】 INK-50-FG

2週間使ってみて

全般的に満足している。 筆圧を書けずにさらさらと書くというのがここまで心地いいとは思ってなかった。 これまで、シャープペンにしろボールペンにしろ、跡が残るぐらいに高い筆圧で書いていたので。 これからもしばらくはボールペンではなく万年筆を使う。

ハイエース ネオ スケルト

うまく書けるか心配だったのだけれど、万年筆で字が書ける仕組みを頭に置いて書いてみたら、意外と素直に書けた。

細字というだけあって、とても細い線で書ける。これまで、ボールペンは少し太めのものを選ぶことが多かったのだけれど、それと比べると断然細い。で、すらすらと書ける。これは快適。

あと、軸がスケルトンだと、インクの使い具合がすぐにわかるので、安心して使える。今後もスケルトンを選ぶと思う。

カートリッジインク 青墨(せいぼく)

ブルーブラックというより、紺色?でも、いい色だと思う。水にさらすなんて実験はやってないけど、ジェントルインク〜四季彩〜と比べると、断然、耐水性が高い。手のひら(小指の付け根)で書きあとをこすっても、全然にじまない。

カートリッジ式なので、当たり前だけれどカートリッジを変えなければならないのだけれど、替え時がよくわかってない。とりあえず、1本目は2週間でその役目を終えた……といっても、交換したあとにカートリッジをみたら、まだインクが残っていたのだけれど。これはちょっとした誤算。

カートリッジを使い切ったら、ボトルインクとコンバーターの組み合わせに移行するつもり。

ジェントルインク〜四季彩〜 奥山

色は赤というより少し暗い赤紫。もう少し明るくてもいいかなと思うけれど、目に痛くない赤、という面では想定通りの結果が得られていて満足。

ボトルインクとコンバーターの組み合わせは、想像以上によかった。「少しインクが減ったかな」と思ったその日の夜に充填しておけば、日中、インク切れを心配する必要がない。また、インクの補充の際にはインクの出し入れをするので、詰まって書けなくなる、という心配も減る。

コンバーターにしておけば、いろんな色のインクが使えていいかも」と考えていたけれど、その考えは捨てて、基本、同じ色のインクを使い続けることにしようと思う。

ここまではよかった点だけれど、予想以上に耐水性のないインクに戸惑っている。ノートの見開きを左上から順に使わないので、(右利きなので)文字を書く右手の下に奥山の書きあとがあると、こすれてにじんでしまう。読めなくなるほどではないのだけれど、汚くなるし、手も汚れるのがちょっと…… とりあえず、右手の下に紙を敷くことで問題を回避しようとしている。

セーラー万年筆から、赤系のナノインクが出たら最高なんだけれど。

今後の予定

仕事でも使う用としては、青墨のカートリッジと奥山のボトルが切れるまで、現状維持。 ハイエース ネオ スケルトンは買い足すかもしれないけれど、数万円台の万年筆には手を出さないつもり。

欲を言えば、中字・太字も試してみたいし、他の色も試してみたい……けど、仕事以外で文字を書くということがほとんどないので、しばらくは我慢。

もっと早く万年筆を試してみるんだった。